湧別漁港

サロマ湖の北西で湧別川河口に位置する湧別町の漁港。
湧別川は大きな川で河口部は広く、両岸から導流堤が伸びる。右岸から長く伸びるのが北防波堤といい、外海側はテトラ帯となる。漁港の内側は小堤防が伸び、東側は砂地がある。この右からも防波堤が伸びている。すぐ東にはポント川という小さな川が流れる。

漁港の中央部には「オホーツク湧鮮館」があり、オホーツク海の新鮮な海産物が安く手に入る。この建物の東隣には前浜展望台が建つ。

投げ釣りとサビキ釣りが人気ある。投げ釣りでは5月頃からカレイ類とコマイが釣れ、北防波堤や内側の小堤防先端部から船道に向けて狙う。北防波堤から河口側に投げるのもいいが、高くなっていてテトラがあるので釣り場としては適さない。

夏以外のほぼ1年を通してチカが回遊するため、漁港内の岸壁からサビキ釣りが楽しめる。キュウリウオが回遊するときも。またカジカやガヤなど根魚もいるので、探り釣りやワーム釣りが可能。