頓別漁港

宗谷地方東部にある浜頓別町（はまとんべつちょう）の漁港。
頓別川の河口と豊寒別川の河口に位置する。漁港の西にあるクッチャロ湖は野鳥が集まる地として有名で、鳥獣保護区に指定されている。この湖からクッチャロ川が流れ、頓別川河口と合流する。北西の海岸沿いは「北オホーツク道立自然公園」といい、湿原が広がっている。

漁港の左側、河口にはさまれた導流堤からそのまま伸びる防波堤が漁港を囲んでいる。内側は2本防波堤があり、右隣のサーフからは防砂堤が伸びる。豊寒別川河口右岸のスロープ近くに公衆トイレがある。

豊寒別川河口の岸壁や漁港内の岸壁、防波堤が釣り場となる。春から夏にかけては投げ釣りで汽水域によくいるカワガレイが釣れるほか、冬場はコマイやカジカなどがあがる。サビキ釣りではニシンやチカなどが狙える。冬には海面に氷が張る中、チカを狙って空いてる穴に仕掛けを落とす氷上穴釣りが行われる。