一ツ瀬川河口

宮崎県の中央部、宮崎市と新富町の間を流れる一ツ瀬川は、小河川が合流し広い汽水域を形成している。左岸は富田浜入江という入り江が富田浜公園まで広がっている。河口は両岸にテトラでつくられた導流堤がある。上流に行くと、西都原古墳群など有名な古墳が多く存在する。

国道10号の日向大橋から下流にある中州は下田島といい、右岸から橋で渡ることができる。河口の中の護岸や堤防、下田島の護岸、導流堤のテトラ、海沿いのサーフなど釣り場は広く、投げ釣り、フカセ釣り、ルアー釣り、サビキ釣りといろいろな釣りが楽しめる。

左岸の富田浜入江の入り口は富田漁港で、護岸や堤防からサビキ釣りでサッパ、投げ釣りでハゼなど小物が狙え、気軽な釣りを楽しめる。ルアー釣りでは各所でスズキやメッキが狙えるほか、クロダイやキビレのポイントとしても人気がある。クロダイはトップウォーター系のルアーにて狙う。これらの汽水域を好む魚は、日向大橋のさらに上流の方でも生息し、狙えるポイントは広い。

南には石崎川河口があり、こちらの河口内やサーフもスズキやメッキの好ポイントとして知られる。