田野浦岸壁

関門海峡に面する田野浦埠頭の岸壁は人気の釣りポイント。
岸壁は立ち入り出来ない箇所が多いが、東側奥の「伊藤忠飼料」と書かれた巨大な円筒の周辺の岸壁は入れる。車横付けで釣りができ、上級者から家族連れまで人気のある釣り場となっている。ちなみに田野浦埠頭の西側の付け根の岸壁でも狭いが釣り人はいる。

関門海峡は潮の流れが速く、時間帯によって釣りは難しい。また横風が強く、強風の日は釣りにならない。足場は良いがその日の状況によって釣りは大きく左右される。

家族連れは投げ釣りやサビキ釣り、探り釣りなどを楽しんでいる。投げ釣りでは春から冬場にかけてシロギスや小ダイが上がる。10月頃には良型のマダイが釣れる。夏から冬にかけては小型のアジ、サバ、イワシが回遊するので、サビキ釣りで狙える。

フカセ釣りは潮流が激しいと難しいが、40cmオーバーのチヌが上がっている。カサゴ、ソイなど根魚も潜んでいるので、ワーム釣りや探り釣りで狙うとよい。春・秋はエギングでアオリイカやコウイカが釣れ、岸壁に墨跡が目に付く。